【浦添市の鍼灸院I鍼灸院 叶】　美容鍼で起こる内出血のリスクについて

こんにちは！

浦添市の鍼灸院、鍼灸院 叶です。

 

 

 

美容鍼を受けると、内出血が起きるというお話を聞いたことがある方も多いと思います。

 

実際、内出血を100%防ぐことは、基本的に不可能です。

 

私の経験上では、20人に1人ほどの確率で内出血が起こります。

 

しかし、みんながなる訳ではなくお顔の血流が悪くなっている方がなることがほとんどですが、あまりに血流が悪い場合は、1度だけでなく2度、3度と内出血を起こす方もいらっしゃいます。

 

 

今回は、なぜ美容鍼をする際に内出血が起こる場合があるのか解説していきます。

 

鍼のような異物が身体に入ると、通常は血管のほうがよけてくれますが、血流の悪いところは、血管の弾力性が低下しており、鍼をよけきれずに傷つき、そこから血液が皮下組織に漏れることで起こります。

その際に漏れた血液が皮膚の外側に出れば、内出血にはならないのですが、血液が皮下組織に残ってしまうと、内出血になってしまいます。

 

髪の毛よりも細いとはいえ、鍼をお顔に刺すわけですので、お身体中に網の目のように広がっている毛細血管を全く傷つけないということは難しいため、完全に内出血を防ぐことはできません。

 

 

しかし、ご安心ください。内出血は、ある一定期間を過ぎれば基本的には消失します。

 

体調や体質、生活習慣などにより大きく異なりますが早い方で、2～3日、長い方でも2週間ほどで消える方がほとんどです。稀に、数週間経過しても、なかなか内出血が消えない方がいらっしゃいますが、その場合は医師の診断を受けて頂くことをおススメします。

 

 

 

今回は、内出血についてお話しさせていただきました。

少しでも参考になったなら嬉しいです！